NEW 和紙の技法Craft

水に濡れても大丈夫!ミシンも使える「強化和紙」を作る技法、のり付け

紙の中でも和紙は強い紙としては有名なのですが、紙である限りやはり水には弱いのは弱点ですよね。又、紙で商品を作るにしても折り曲げるか貼り付けるかになるので強度も弱く手間もかかるのが最大の弱点、、、今回は水で洗えてミシンも使える強化和紙の作り方をお教えします。

強化和紙とは

「動画」引っ張る所 水に濡らす所

強化和紙とはその名の通り強化した和紙の事です。この強化加工をした和紙は引っ張っても破れず、濡れてた状態でも強度を保ちます。強化加工の方法は様々ありますが今回はネットで購入出来る物で簡単に家でも出来る方法をお教えします。

強化和紙を作るために用意するもの

  • こんにゃく粉 2.5g
  • 水 500ml
  • 石灰 3g
  • ボール 1個
  • 水切りネット 1枚
  • 片手鍋 1個
  • ヘラ 1個
  • トング 1本
  • 刷毛 1本
  • 和紙 

のり付け強化加工の方法

こんにゃく糊を作る

1. 500mlの水にこんにゃく粉2.5gを少量づつ入れ、よく粒が無くなるまで混ぜる。
2 . 攪拌しながら弱火にかけ、沸騰するまで煮る。
3. 沸騰したら火を止め、冷ましてから水切りネットでこして完成。

こんにゃく糊を和紙に塗る

  1. 和紙の端からのりを全体的に薄塗する。
  2. 均等に全体的に塗る。

こんにゃく糊付き和紙を乾かす

  1. 風通しの良い雨の当たらない所で乾かす。
  2. 乾かした後、裏面も糊をつけ乾かす。※浴室乾燥機でも乾かす事は出来ます。

石灰で煮る

1、1Lの沸騰したお湯に2gの石灰を入れかき混ぜる。
2、糊付けした和紙を入れて煮る。
2、ヌルヌル感が無くなるまで水で洗い流す。
3、乾かして完成。

強化和紙を使って商品を作ろう!

強化和紙は水にぬれても破れいのでコースターやランチョンマットなどキッチングッツにも使えます。そしてミシンでも縫えるのでバックやポーチも作成も可能!

濡れても大丈夫なので染める事も可能なんです!素材からこだわった自分だけのオリジナル商品を作ってみてください。

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