和紙の魅力は数多くありますが、イメージとして思い浮かぶのが、この和紙のフチのモサモサしている繊維の部分ではないでしょうか?しかし耳付きの和紙を買ってもサイズを合わせれないのが難点、、、そんな時の為に耳付き和紙のようにカットできる技法「水切り」をお教えします。
Contents
耳付き和紙とは
和紙の耳(繊維がフサフサしている所)は一般的な紙では表現する事は困難。手漉きで仕上げた和紙だからこそ出来る、絶妙な繊維の重なりが生み出す”和紙の魅力”の1つです。
和紙をカットする為に
用意する物
- 水
- 筆(細めの筆がおすすめです)
- 定規
- へら
- タオル
- 和紙
和紙をカットする方法
ヘラを使ってスジをつける
カットしたい部分に定規を当て、ヘラでスジをつけます。この時に薄い和紙の場合は優しく、厚めの和紙の場合は少し力強くつけてください。
水を染み込ませた筆で、スジをなぞる
スジの部分を筆でなぞり、水を染み込ませます。この時に筋からあまりはみ出ないようにしましょう!太すぎる線を引くと薄地の和紙の場合まっすぐ切れない事があります。
ゆっくりと力を抜いてちぎる。
はじめに少し力を入れてちぎり切れ目を入れます。その後は力を抜きながら端の方を持ちゆっくりちぎっていきます。
厚手の生地の場合
厚手生地の場合は少し力が入ります。
耳を整えて完成
ちぎった後の耳を指で整えて上げて完成
水切りのアレンジテクニック
曲線も円形も好きな形で応用可能
水切りは慣れれば好きな形で行う事が出来ます。水切りで切った和紙はペーパーコラージュやアクセサリー作りにも使えます。
色付け水切りテクニック
耳の部分に色をつけながらちぎると簡単におしゃれな耳付き和紙を作る事が出来ます。
和紙は光に透かすとより美しさを増します。ライト作りにも最適!是非一度お試しください!